2009年5月24日

はなまるが…

21日、家にあった小さな水槽にはなまるを移し、
ぽてまるたちと別に飼うことに決めました。

そして、昨日の朝、なんとなく元気のないはなまるが気になり、
水槽の隅っこでじっとしているはなまるを覗き込んだら、
なんと…尾びれに白カビらしきものが!

ちょうど薬がきれていたので、
急いで近くのホームセンターに薬を買いにいきました。

そして、水槽をきれいに洗って、薬を投入して、
はなまるをその中に。

これで、大丈夫だと安心してわたしは、でかけていきました。

しかし!

夜帰ってびっくり!

まったく薬が効かず、全身にカビが広がっていました。



はなまるの様子もおかしい。
じっとして動かない。
かすかに息はしているが、明らかに衰弱している。

大変だ!
今にも息が絶えそうなはなまるを目の前にして、
でもどうすることもできない私はいつまでもその様子を見守っていた。

体中が真っ白。
見るのも辛い。

そして5分後、はなまるのえらの動きが止まってしまった。

もうだめかも…。

なすすべも無く、疲れていたわたしは、
仕方なくそのまま夜は眠ることにしました。

そして、今朝みると、無念にも、
はなまるは水面にぷかぷか浮いていました。

はなまる…助けてあげられなくて、ごめんね。
その後、家の庭にはなまるを埋めました。

生き物を飼うにあたって、
絶対に避けることが出来ないのが、この「死」というやつ。
長い間可愛がれば可愛がるほど、この「死」はとても辛い。
いつかは死ぬものだとわかってはいるけど、
やっぱり死ぬのは見たくない。

こんな小さな生き物でも、死なれるととても辛い。
これが、犬とかだったら考えられないくらいショックだろう。
だからわたしは、小動物ばっかり飼ってきた。

ちょっとまて、「だから」って…
ちょっとひどくないかい?自分。

小さいとか大きいとか関係ないぞ?
「いのち」はみんな一緒だ。
生きている限り、人間も犬も猫も金魚も蛙もミミズも。

みんな生きていて、おんなじ「いのち」を持っているんだ。
小さいとか大きいとか、
かっこいいとかかっこよくないとか、
できるとかできないとか、
そんなの関係ない、
みんな尊い「いのち」だ。

わたしは、金魚を飼い始めて
それをすごい教えられた。

生き物を飼うって
自分を成長させることでもあるのかもしれない。

自分以外のものに目を向ける。
自分以外のために動く。
自分以外のものに愛情を注ぐ。

当たり前のようだけど、結構むずかしい。
でもすごく大切なこと。
だって、自分もそうされているから。

「神様」って存在信じる?
わたしは信じてる。
生き物みんな神様によって創られ、
愛されている。

だからわたしは、誠心誠意、心を込めて
出会った生き物を育てたい。

小さくても大きくても。

いつかは「死」を見るときがくるけど、
その時は

笑顔で「ありがとう」とだけ言えるように。

0 件のコメント:

コメントを投稿